初めての氷上釣りは色々あったー
本日の天気 +5度 深々と雪
 
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e0250594_0461973.jpg 昨日プチ宴会の席で「明日釣りへ行くわよ」と誘われていたんです。
 が、昨日から深々と雪。
 朝になったらせめて止んでいるかもと思ったのも虚しく相変わらず深々と降っていました。
 (まあ深々と雪とかしとしとと雨っていうのは本来嫌いじゃないんですが)
 散歩に来た猫の足跡も結構深さが出ていた。今年は雪が溶けていく速度が早く、既に道の雪はかなり無くなっていたのだけれど、またしっかり雪景色へ戻りました。

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 雪でもいくのかしら?と不安になってきて電話をしてもらったらそのまま行くと言う事なのでお茶等準備して時間に来てくれた芸術家さん夫婦と一路隣村まで1時間ちょっとの釣りへ行ってきました。
 こちらは村を出て、隣り村へ向う途中の道。何処までも続いていきそうなタイガとその中を突っ切る道。
 この道は未舗装部分が多いので、雪が降っていなかったら鉄分を含んだ赤い粘土の様にどろりとした泥の道になっていたかも。 
 それを考えると雪が降っていた今日の方が移動中の汚れは最小限で済んだのかもしれません。

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e0250594_0552090.jpg 順調に隣村へ到着。
 連れ合いは十数年ぶり、私は初めての訪問です。そしてどちらも氷の上での釣りは初めて。
 既に今年はかなり春らしい日が続いていたので、正直に言えば芸術家さん宅の大きめの車が本当にこの凍った入り江の上を走って大丈夫なのか?と思わないでも無かったです。
 「氷の上ってかなり凸凹なんだね」なんて話ながら時に車の天井に頭をぶつけながらひたすらポイントへの到着を待ちます。
 最初のポイントへ到着してみれば、↑入り江に降りた岸は遥か彼方にかすみ、←走って来た道は雪が湿ってタイヤの跡の色が違っています。
 この色が違うところも凄く湿っていて、ちょっと足が沈むんです。まあ入り江を覆っている厚い氷の上に積もった新しい雪が溶けているという事だったのですが、やっぱり初めてだとちょっとドキドキしますね氷が割れているのでは?って。

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 早速ご主人が穴を開けてくれます。さすがこういう活動のものは古い物も使うけれど、新調もするお宅だけ有り、穴をあける道具は新しい物でした。
 結構面白い。でも5〜60㎝ぐらいでもう1mは無いんですって氷。其れを聞いてしまうとまたも車が走って大丈夫なのか?と不安になったり。

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 こちらは開いた穴から氷をかき出す為のお玉みたいな物。穴もあいているんだけど、縁がギザギザになっていてシンプルながら機能的。
 これってこのアイスフィッシィング用の器具なのかなー?

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 ひたすらぼーっと釣り糸をたらして待つって結構好きなんです。連れ合いもそうらしく、我が家はぼーっと同じ場所でも全然平気。
 ところで、私のこの日の服装は、真冬用の機能性靴下2枚重ねの上にフリースの登山用中履きズボン、その上にスキーズボン。上着はヒートテックタートルにフリース、その上からダウンベスト、更に毛皮のベストを着て真冬用ダウン、手袋は5本指手袋にミトンというほぼ真冬の氷点下50度ぐらいのときの服装と同じ。
 足元だけは私が防水の防寒靴を持っていないので長靴だったのが違うぐらい。これだけ着ると気温的には暑くてもおかしくないはずが、やはり入り江や川の上って吹きっさらしで寒く、特に足は防寒が足りなくて指がしもやけになりそうでした。

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e0250594_1204675.jpg 釣り人芸術家さん夫婦は当たりが直ぐに来ないとダメだと穴を開けまくりそれでもいないとなって移動する事になりました。苦笑
 まあ我が家はこういう釣り自体が初めてなら場所も初めてなので良いのか悪いのか判断できない事も有り従います。
 次なるポイントを探していて…ハマった。
 厚い氷から水が上がっている訳ではないのですが、氷の上に積もっていた10㎝以上の雪はやはり暖かい日が続いていたので溶けやすく、そこへ大きい車が走ったため沈み。抜け出せない。
 色々車の下に詰まってしまった表面の氷を取り除いたり、前輪の前に壁となった氷をスロープになる様に削ったり。
 それでもうんともすんとも言わず結局助けを求めに走ってランクルに助けてもらいました。
 ここでも積んであったロープは切れるし、男3人に私も加わって押す事でなんとか抜け出したと言う感じ。
 ランクルが停車した場所からは芸術家さん宅の車でも沈む事無く進め、やはり場所によって強弱が有るんですね氷にも。
 写真でも判る様に、車が通って来たところが氷が溶け始めた川状態でした。深さ15㎝ぐらい。この下に厚い氷が有ります。
 この時はМЧС(非常事態省)のテレビCMガ頭をよぎりましたよ。この時期氷が割れたりして危険って言うあれ。

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 この後抜け出し岸近くまで戻ったのだけれど、釣り人芸術家さん夫婦は1匹も釣れずに帰るのが納得いかないということで岸近くを並走する入り江のところで再度釣りに挑戦。さすがにもお遠くまで行くとは言わなかった。
 そして再度釣りに挑戦したものの、なかなか当たりがないのでまずはお昼にしようと言うことになりお弁当を広げました。
 芸術家さん宅からは茹で卵、玉葱、サーラ、パン、オレンジ、お茶が。
 我が家からは巻き寿司(アヴォガドとムクスン)、焼き鯖寿司にスープ(写真奥でただいま装い中)を持参しました。

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 スープは羊で作ったぴりっと辛いもの。軍用カーシャリュックに入れて持って行ったのですが、スープの量が少なすぎた為かすっかり冷めてしまっていました。
 こちらの軍用カーシャリュック、本当に熱々のカーシャ(お粥)を入れて使うと言う事は以前男の子の日に聞いた&実際に使ってみせてくれたのでかなりの保温力と判っていたのです。
 でもいくら保温力が高くとも、少しずつ冷めていくことは冷めるので、やっぱり量が少ないのはダメですね。

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 焼き鯖寿司、本当は3枚に下ろしてそれぞれ押し寿司の様にしたほうがもっと食べやすいし綺麗なのだけど、この時は丸ごと1匹で包んでしまいました。
 これもいくらなんでも冷め過ぎていて脂ののった鯖が冷めると今一つ。これも保温バックへ入れて座席に持って座れば良かったかも。
 ご飯は生姜と奈良漬けを混ぜ込んであるので脂の乗りっぷりよろしき鯖でもさっぱり頂けます。
 生姜を混ぜたご飯芸術家さん夫婦気にいっていました。生姜以外に大丈夫なのね。

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e0250594_139653.jpg お昼を食べた後、芸術家さんご主人に当たりが。続けて2匹。これがこの日の全収穫となりました。
 こちらの魚
Ёрш(ヨルシュ/アセリナ=スズキ科メバルの一種またはアカウオ=パーチ科の淡水小魚と辞書に記載有り)とご主人は言っていた赤いイクラの美味しい魚だとの事ですが、何せ小さい。
 これ以上は時間的にも厳しいと言う事で帰ることになったのですが…今度はエンジンがかからない。涙
 電気やラジオは付くのにエンジンがかからず、結局救援を呼ぶ事になりました。連れ合いと私の携帯は通じていたのでとにかくこちらの村のお店で暖をとりながら連絡しまくり、何とか友人が来てくれる事に。
 今日は付いていないわ。

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 この隣村、なんとお店はこちらの1件のみなのだとか。お店のおばちゃんが直に我々を村の人間ではないと見抜くはずだ。
 入って来る客は子供もお年寄りもみな顔見知りでおばちゃんは都度ちょっと話し込むと言った感じ。
 のどかです。

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 たった1件のお店があるっていうことはこの道はメインストリート。そういえば並びには郵便局が確かに有る。
 店から郵便局までは木道が設置してあり、一応メインの通りっぽいです。なにせ道が未舗装なのでこの時期はドロドロですからね。

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 そして向いには小学校から高校に当たる学校が。小さいですがこれがこちらの学校なのだそう。その横にはキリスト教系を名乗る宗教の祈りの場所等が有ります。
 こちらの村なんとロシア正教の教会は無いのだとか。うーむ、村もかなり田舎だと思いましたが、上には上がいるもんです。
 一応スーパーもあれば小売店はかなりの数あるし、教会もあるし、一応舗装道路も有ります。文化会館もそれなりの大きさは有るし。いや、本当にロシアは生まれる場所でかなり色々な面で差が出て来てしまうんですね。

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 どんなに早くても友人は我が家がいつもいる村からやって来ますから1時間以上かかるということでお店で待たせてもらうことになったんです。
 入ってすぐど〜んと主としてこの建物を温め守っているペチカが。現役です。
 凄いペチカ。本当に建物全体がほんわか暖かくなるんですね。しかも朝から焚いているから室内は半袖でも大丈夫な程しっかり暖まっています。
 ペチカにはどの部屋も壁は直接接する事無くこの時に周りに配置されているのですが、全ての部屋が窓際もちゃんと暖かい。
 こちらの村は公共のボイラーと言うのは学校と保育園までしかカバーできないのだとか。


e0250594_272485.jpg こういう寒冷地で集中暖房用のボイラーがないということは水も水道管は無く。
 やっぱり入り口近くにあったドラム缶が水置き場でした。
 汲んで来るのか、給水車が回っているのか。まあこの辺りは村も水道管の走っていない地区に住んでいる人はおなじで、ドラム缶に溜めた水が全生活用水となります。

 入り口を入って正面がペチカ、その左手が食料品店、ペチカ奥が文具から工具まで扱う雑貨屋、右手は従業員の休息質と言う小さいお店ですが、今回はお世話になりました。

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 お店へ入ってから2時間以上たったころ、芸術家さん宅の車がトラクターへ引かれて店近くへ。友人が走っている途中で、この車なら芸術家さん宅の車を引っ張る事が出来るだろうと、交渉して戻って来てもらったのだとか。
 既に夜と言っていい時間に戻って来て車を救出した上に、別の車の運転手はエンジンのかからなかった車のエンジンが復活するまで工具を貸してくれたりとつき合ってくれました。
 エンジンがかかったらじゃあといって去って行くなんてかっこ良すぎる。お礼をなんて考えていたのだけれど、何せ飲まないというからコニャックは渡せないし、手持ちのお菓子は先ほどお店で買った物だけだし。
 川の上で助けてくれた人もそうなのだけれど、助ける時に力を貸してくれ用がすんだとみるや「じゃあ」ってさっさと帰っちゃうんです。こちらがお礼を言う暇もないぐらい。お互い様といえばそうなのだけど。やっぱり道の状態等皆さん判っているからとはいえ親切ですね。
 それと村から来てくれた友人も層だけれど、エンジン見ながらああでもないこうでもないと言いつつ、配線関係等繋ぎ直したりして何とか動かしてしまうあたりに、生活力と言うか逞しさを見ました。
 この村じゃ稼ぎが有るだけじゃ肩身狭いねーと連れ合いと。薪の調達から薪割り、食材の調達に電気水道左官なんでもこなせないとダメなんて、連れ合い「俺には出来ない」と独り言言っていました。苦笑

 村に戻って家に着いたときは本当にほっとした〜。どっと疲れて崩れ落ちる様に寝ちゃいました。
 あ。でも釣りは楽しかったです。今度はもっとちゃんと寒い時に行きたい。寒いだけなら着込めばいいけれど、いまの時期みたいに暖かいと防水も考えなきゃいけ無くて今回みたいな事も有るだろうし。



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by etigoya13-2 | 2012-04-08 23:31 | 日々のこと
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小さな発見小さな喜び日々の生活を丁寧に 2007年1月末より連れ合いの駐在に帯同して初海外生活。2015年5月帰任しました。
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名:越後屋
生年月日:1972年3月19日
家族:日本人の連れ合い
趣味:惰眠をむさぼる、料理を作る、食べる、何か手を動かしている
他:座右の銘は「食は魂!」
  今は毎日白樺細工製作中

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