本日の天気 28→22→20度(終日氷点下) 曇り雪 静かな冬の1日。 朝こそ少し気温低くなったものの、日中は真冬としては動きやすい快適な気温帯に。 やって来るはずの寒波は何処で寄り道しているのだろうか? 昼前から気温が上がって雪になりましたよ。 細かく細かく降る雪。 その細かく降っている雪のベールの向うに白い真冬の太陽が。 手前のカラマツの樹形も美しく穏やかな景色。 ロシア料理のみのレシピブログ「ロシア料理は豊かな味」 白樺細工の事「ロシアから白樺細工」 ↓静かな冬の日もいいわねと思ったら一押しよろしくね。 つづきも良かったら。 広場横を通って別のお店へ移動中、夏におばちゃん達が出店を開くところに何か物を置いて売っているお姉さん発見。 遠目に「魚かな?」とハッキリ見えていなくとも動物的カンが働いて吸い寄せられちゃいました。笑 そうしたら、立派なら魚を売っているでは有りませんか! 村の人で釣りをする人達ならまあ自分で釣った物を保存している事が多いので買う事は無いと思うけれど、我が家はそう言う人から頂いたりした場合以外こんな立派なサイズ(2、3kg〜というサイズ)の川魚を手に入れる手段が無いんです。 Омуль(オームリ/サケ科コレグヌス属の白身魚)/Сорога(サローガ/ローチ)コイ科の魚/Щука(シュカ/カワカマス:ノーザンパイク)/Налим(ナリム/カワメンタイ)が有りましたよ。 オームリは小さくてそのままフライにしたら美味しそうなサイズでしたが、後の物は大きかった。 村は内陸で川魚を食べる人も多いからお店に売っていそうに思うでしょう、でも誰か大量に釣った人が店に卸さない限り入荷しないんです。 だからこういう風に川魚しかもそこそこの大きさの物が揃う何てもう目移りしちゃうわけです。 それにしても、ここで販売するときってお姉さんとか休むのも外だから装備もねさすが。 足元はВаленки(ワーレンキ/フェルト製の防寒長靴)を履いてズボンと上着は真冬用の迷彩服でもこもこでした。 手前がナリム、その横がシュカ、サローガもしかしたら別種の鯉かも、オームリ。 ナリムはお腹大きいんだよね〜。イクラか肝臓か。 私はイクラが欲しいんだけど、お姉さんの話ではここらの人は肝臓を楽しむんですって。 確かに芸術家さん宅は肝臓をムニエルにしたり、肝臓入りуха(ウハー/ロシア風魚のスープ)が大好きだわ。 ナリムってカワメンタイと言う位で鱈の仲間、私はむしろイクラを別の料理にしてみたいということでお腹がそこそこ膨らんでいる物を一応購入。 でもイクラか肝臓かどちらが膨らんでいるかは開かないと判らないんだよな。 やっぱり頭と尻尾はウハーで、身はピローグかな。 こちらシュカ。袋の中に突き刺さっています。笑 これは連合いがフィンランドで釣り上げた物よりやや大きいサイズが入っていました。 むふふ、シュカが手に入ったからにはやっぱりカトリエータよね♪ そしてこちらも頭と尾はウハーかな。 ああ。でも身の一部はソテーも捨てがたいし、ホストファーザーが作っていたレモン果汁&レモン胡椒ミックスマリネも美味しいかも。 今日はナリムとシュカ2kg前後の物を1本ずつ購入。どちらも大きい方が内蔵も育っているし身の方も脂が乗って来るのだけれど、料理しきれるサイズという事で売り物ではやや小さめを購入しました。 こちらはオームリ。 私オームリと言えば大きな鰊位の物しか見た事、食べた事無かったのでこの真鰯サイズは凄く新鮮。 やっぱり買えばよかったかも。これでフライトか天ぷらとか丁度良いよね…。 気温こそ冷え込まなかったけれど、煙は垂直に立ち上り、有る一定の高さで暖かいときの方向へ垂直に曲がっていました。 それなりに上空に寒気入って来ているのかも。 夕食はご主人がイタリアの方と言うお友達がその義母さんレシピとして教えてくれた「ウサギのピアノピアノ」とイタリアではボレンタ、ロシアではмамалыга(ママリーガ/濃いトウモロコシ粥)を添え白菜とカリフラワーと自家製塩漬け鱒のサラダとともに。 連合いがじっくり煉り上げたママリーガがいつもと違っていてかなり感動的。 本来はこうでないといけ無いのね。 ウサギはもう一寸煮込んでも良かったけれど、味が決まったのが嬉しい。何せ一番最初にこちらの料理を作ったときは最初に焼き目を付けるときに焼き目所が焦げ気味になり、白ワインで煮込んでいると言うのに茶色い仕上りだったからね。 セージとローズマリーの香が華やかでいてさわやか。 塩鱒は新年からロシア正教のクリスマスまでの間に食べようと仕込んだのだけれど、ずーっと放置してしまったもの。 でも塩味がキツすぎる事も無く美味しく仕上っています。 今度はモルドヴァ料理のママリーガ丼するときは連合いに練ってもらおう。
by etigoya13-2
| 2014-01-25 23:45
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