本日の天気 32→33度(終日氷点下) 曇り 新年に受け取ったフランスからの赤い箱。 一杯の美味しい物や素敵な物の中に、↑のコンフィチュールが。 このコンフィチュール、ご自身の畑に生えている樹から摘んで、そして作られた本当に自家製の物。 ミラベルとレーヌ・クロードという種類のプラム?のものです。 食べた事が無い種類で、ブログを読む度にため息をついていたもの。笑 それが何と赤い箱に入ってやって来たのです。はるばるシベリアの田舎まで。 ネットって素晴らしいし、ロシアの郵便局もなかなか頑張ってくれましたよ。破損も漏れも無くちゃんと届きました。爆 さて、このコンフィチュールを頂いた時から合わせたかった粉ものがあり、今日はそれを仕込んだのでね、満を持して登場ですよ。 開けるときのドキドキといったら有りません。 村の知人からも色々と自家製Варенье(ワレーニエ/果実の形が残る緩いジャム)を頂きますが、村の人達が作る物は基本的に自宅で収穫出来る物又は森で採取出来る物。 そう、だから村に無いミラベルを頂く事は無いんです。というかプラム等村以外のところからやって来る果物のワレーニエを頂く事は有りません。 だからね、もうそりゃ〜神々しいんですよ瓶を見るだけで。 日本のお友達もお手製の丁寧に作られたジャム下さいますが、それと同じ。村では手に入らないお金では変えない贅沢な物ですね。 さてそのコンフィチュール。華やかで明るくなる様なそんな香と味でした。 そしてね、私の大好きな果物が本来持つ甘酸っぱさというのが凄い濃厚でもうたまらなく美味しい。 最初の一口は「あれ?甘いかな』と思ったんです。でもね、ちゃんと直に甘さを追いかける様に爽やかな酸味と果物の芳醇な香が口一杯に広がりましたよ。 しみじみね美味しかったな〜ってもっと食べちゃおうかなと思う味でした。 きっとその土地の恵を一身に濃縮した一粒一粒から作られたのだろうなと判るんです。 このコンフィチュールを味見する前に仕込み始めた粉ものだけれど、とても良く有っていて良い組み合わせ。 半分のこっている物は明日温めてまたこのコンフィチュールとスメタナ(サワークリーム)と合わせて朝食にしま〜す。 echaloterさん本当に美味しかったわ〜。 ロシア料理のみのレシピブログ「ロシア料理は豊かな味」 白樺細工の事「ロシアから白樺細工」 ↓太陽と土地の恵一杯のコンフィチュール美味しそうだわ〜と思ったら一押しよろしくね。 つづきも良かったら。 さて、昨日の夜から今日の為に仕込んだ粉ものはОладья(アラージー/イースト発酵生地のパンケーキ)。詳しくはこちらを。 私の中ではかなり気軽に作れるロシアのおやつにも軽食にもなる発酵生地の料理です。 これをねコンフィチュールの味を想像しながら生地を配合しました。 酒粕とライ麦パン用の種、ライモルト、ライ麦粉等を配合してほのかな酸味と芳醇な発酵の香を追加。 それ以外はいつものアラージーと同じ様な材料なのだけれど、この発酵物の威力って言うのは凄くて、本当に風味豊かな生地になりましたよ。 酒粕やライ麦パン用の種を入れるとね、日が経つ程に味わいが深まるんですよ。育つと言うかね。 だからたっぷり56枚も焼きました〜。 でも既に半分は…お腹の中ですが。汗 ミラベルのコンフィチュールと奥に見えているのがスメタナ(サワークリーム)。 今日のスメタナは脂肪分20%でかなりしっかりしたクリーム状になっています。 ロシアのスメタナって液状からクリームと言うよりほぼバターというものまで形状も様々なら濃度も様々、酸味も様々。 だから組み合わせる楽しみが有ります。 なんたって村のバーブシュカが絞って作るスメタナが一番なのだけれど、冬の間は乳の出が悪いので滅多に手に入りません。 今日のスメタナは流通品。それでもね、日本にいた時には想像出来ない程種類が手に入るのはさすがロシア。 スメタナとコンフィチュールの相性もまた抜群だった。 今日の写真が食べ物ばかりなのはひたすら針仕事をしていて景色が無いから。 そんな座ってばかりだった一日の最後に出張予定が変わって早く村へ帰って来た連合いと買物へ出て一応外出もしました。 パンも買ったのだけれど、最近入荷する様になった冷凍食品で気になった物をついに実食検証してみました。 ←こちらの会社の物他にもいくつか料理があるのですが、まずは旧ソ連圏の料理をとこちらのラグマンにしてみました。 これね、本当に袋から鍋にあけ、蓋をして火にかけるだけ。油や水を加えると言う事も有りません。 一度全体を混ぜ合わせてまた同じ時間加熱して10分(フライパン使用の場合で電子レンジはまた別)完了というもの。 一応裏面には自然の物だけで作られているなんていうことが色々書かれていますが、まあ私にとってはジャンクでも常食するわけではないので余り気にせずに。 結果はどうかと言えば、私には味がかなり濃いので火が早く通るズッキーニとか冷凍の莢隠元豆などで野菜嵩まししたい感じ。 塩味の濃さ以外は予想以上に美味しかったんですこちらのラグマン。 ラグマン(麺)に程よいコシがあり、羊の香が濃厚で野菜それぞれの味と食感の違いも残っています。 これはもう本当に何もしたく無〜〜〜いっていう時に在庫していても良さそうですよ。 ちなみにこれを頂いて、買ってある羊肉の最初の料理はラグマンにしようと決めました。 ラグマンって汁物の地域が有るかと思えばソース乗せという感じの物が有ったりと色々で作る楽しみが有りますね。 実はこの後黒パンにバター+蜂蜜と言う深夜に食べるや食じゃないだろうと自分に突っ込むおやつも食べてしまいました。 明日はもう少し炭水化物率減らそう。苦笑 やっとやって来た寒波に真冬らしさを喜んだのもつかの間、今日は30度代前半まで上がってしまいました。 もう真冬らしさ終わりかしら?いや、まだ2月は始まったばかり、きっともう一波有ると信じたい。
by etigoya13-2
| 2014-02-01 23:54
| 食べ物
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