ルィジクの森で外ご飯
本日の天気 5→16→18度 濃霧後晴れ時々曇り時々雨


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 本日のフォトジェニック賞はこちらの茸に。笑
 Подосиновик красный(ポドシーノビク クラースヌィ/アカエノキンチャヤマイグチ)の若い株。
 何時見てもこの茸は絵になると思う。
 これぐらいの大きさのときは笠の裏も加熱した後柔らかくなりすぎず軸もコリコリしていて本当に美味しいから好き。
 芸術家さん御主人によれば、まだ茸には少し暑いのでもう一霜、もう一雨あって蚊がいなくなると本格的な茸の季節になるのではないか、と言う事でした。
 こちらの茸は隣村の中でも「Рыжик(ルィジク/アカハツタケ)の森」と周りの人達が呼ぶ森で。
 確かにこの森はルィジクとГруздь настоящий(グルースチ/チチタケ属のキノコ)多いかも。



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 朝約束時間依り2時間早く起きてお昼の最終準備。
 今回は芸術家さんが不在でご主人と我が家の3人。芸術家さんがいる時は何かしら芸術家さん宅からも食べ物が有るけれど、今日はどうか分からないのでとにかく3人が食べて残るぐらいの量をと仕込みました。
 しかし、今朝は寒かった。
 窓の外を見れは濃霧。
 写真は一番霧の向こう側が濃く写った物を載せていますが、この少し手前までは奥真っ白で何も写っていないかの様な写真が続いたんです。
 村の人達は「朝濃霧の日は茸摘みに最適」と良く言うと効いていたので今日は正にうってつけ。
 朝涼しいうちに一路隣村へ向かいます。



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 まず最初に入った森は例年Белые грибы(ベールィエ グリブィ/ヤマドリダケ)が沢山とれる森だったのだけれど、時期が早い事に加え伐採の重機が入り樹が切り倒されている為に車が奥までいけ無い。
 そして茸の良く生えていた場所に倒木…。
 そんなわけで3人して容器の底がほとんど見えている状態。全く収穫が無かっただけまし?

 茸を探して見つけたのはこんな倒木。
 皮はすっかり無いのでその下に縦横無尽に走っていた通路が浮き上がっています。
 最初何かのイラストの様に見えたのよね遠くから見たら。
 これ1匹が掘り進んだのだろうか?



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 一昨年ヤマドリダケが足の踏み場も無い程だった森も伐採で重機が入りすぎ、もうしばらくは茸無理かもしれないという状態だったとか。
 今日始めに行ったところも来年はもっと伐採が進んで茸がしばらく無理なんて事にならないとも限らず、新しいヤマドリダケスポット探さないといけないのかもしれないと芸術家さんご主人怒る。
 まああれだけ採取出来た場所だしね、気持は判るわ。
 しかも伐採がどうやら違法伐採らしいし。
 気を取り直し向かったルィジクの森で何とかそれなりに茸を探す事が出来目的達成出来そう。
 こちらはトップの写真と同じ種類なのだけれど、随分と成長したもの。
 笠の部分に虫がだいぶ上がってしまっていて軸ぐらいしか食べるところが無い状態ですが、この大きさも写真写り良いので好き。
 ナイフをのせてみた。笠の部分が20㎝越え。なかなか立派です。



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 2箇所目の森はこんな風景。
 下草と言うより地衣類が圧倒的に多い森。
 今日は地衣類がしっとり水分を含んでいてふかふかの中茸摘み。
 踏み心地気持良く、寝転がりたかった。
 この頃になるとすっかり霧も晴れ気温が少し上がって来た。
 でも今日は真冬に履いている防寒ズボン、迷彩の上からスキーウェアーの上着にタートルは一番厚手の物としっかり着込みました。 
 正解。お昼過ぎてもまだこの装備で汗かかないぐらいの気温だったのでね。
 


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 このところきのこ村でも雨がしっかり降っていた模様。
 この茸、一見お目当ての茸と同じ様な形に成長するのだけれど、お目当ての茸に有らず。
 どちらにしても成長し過ぎで虫食いだらけ。
 笠は崩れる寸前と言う中空洞になった柔らかさでした。



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 ゆっくり歩いては屈み込んで地衣類を見たりしていると、ふと茸が視界に入って来た入りして低い位置で写真写すのも悪くなかったルィジクの森。
 ルィジクは得に美品で状態の良い小振りの物はまだ地衣類より上に顔を出す事がないので、こうやってカメラ越し低い位置から見ると以外に発見出来たりします。
 歩いているときはちょっと地衣類の盛り上がり方が不自然なときも何かしらの茸が生えているのでちょっと地衣類をめくって見たりもします。
 この地衣類はしっとりしていて柔らかくて気持よかったな。
 ちょっとトナカイにあげてみたくなる地衣類です。



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 こちらは縁が茶色く彩られた地衣類。
 これも色合いが素敵で見入っちゃいます。



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 こちらは茶色は茶色でも蛙の足やヤモリの足みたいにぷちっと下先っちょが表情豊か。



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 森を歩き回って喉が渇いたり口寂しくなったらおやつだって穫れます。
 Брусника (ブルスニカ/コケモモ)は先週連れて行ってもらった森で採取した物より大粒で完熟している物多し。
 これを頬張りながらゆったり茸摘み。



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 今度は朱色に近い赤との配色が美しく、独創的な地衣類。
 これは近所の林でも見かけるけれど、この森は独創的な形が一杯。



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 ポドシーノビク クラースヌィはこの森で穫れる茸では大きく成長する種類。
 手前がこの日一番の形だった若いもので、奥が大きく育ったもの。
 軸はしっかりしているけれど、大きく育った物はほとんど例外なく虫の食害で笠は凄く柔らかくなっちゃっています。
 この茸も写真だけ。
 しかし立派だったな。



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 ゆったり写真を撮っては茸を摘み、茸を摘んではブルスニカをつまみなんてしているうちにあっという間に3時間程が経ちお腹がガス欠気味。
 何となく車の方へ戻って芸術家さんご主人を待つ。
 ほどなくご主人も合流してすぐ近くの川原でお昼となりました。
 ちょっと雲が出始めているけれど、暑すぎず風が心地よくて気持がよかった〜。
 広いでしょう。
 これぐらいになると一応小川とは呼ばなくなるのよね。笑
 


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 皮の水は透明度高いんですよ。
 でも沢山集ると薄ら茶色なんだけど。
 この村の砂、細かくて地下室に敷いて馬鈴薯の寝床にするといいのだとか。
 地下室使いこなせていたらねやりたかった。



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 お昼の場所はといえばこちら↑。
 これ何処の誰かが設営し置きっぱなしのものですが、それをたまたまここに来た他の人が有り難く利用しているというもので色々と小物置きっぱなし。
 机の上に敷いてあるレジャーシートは我が家が持って行った物だけれど、その下にもシートが実は敷いてあります。
 右端に有る枠だけの傾いたものはどうやら釣った魚を干したりする用らしい。
 こういうのをそこらの倒木で建てちゃうっていうのは村近隣の森の中では案外多いのだけど凄いよね。
 建てても良いのか?と言う事だけじゃなく、時には倒木以外の樹を切って作ったり、立木に倒木を打ち付けたり。
 日本じゃまず真似したら何処からか怒られそうなおおらかさです。笑



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 机拭いたり出来る用かお皿をさっと水で洗う用かスポンジも完備されていました♪
 左に移っている収納出来るスティックはフィンランドのマッカラスティック。
 以前参加したホームステイの時に結構な本数買って来たもの。
 これ空港で預け入れ荷物に入れたら連合い呼び出し食らっていた一品。笑
 「これなんだ?」となっていた同じ形状の細長い物一杯が「マッカラスティック」と判ったらあっさり開放されたらしい。
 まあ預け入れ荷物だしね。
 村(ロシア)も屋外で火を起こして何かを焼くってとても一般的で気軽に皆さんやる事なのだけれど、こういうスティックって無いんですよ。村では見かけないだけかもしれないけれど。
 大抵網やシャシリク用の串に刺して焼くので1人用っていう必要があまり無いのかも。
 1人用にするときはそこらの小枝を削って串作る事も有るけれど。
 だからロシア人と森へ行く時にソーセージとこのスティック持って行って焼くとかなり興味ひかれるみたい。
 フィンランドとは食材や料理でも似ている部分は有るけれど、もっと共通しても良さそうな部分は似ていない事も有って面白いです。



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 先週はマンガールという炭を起こして焼き物が出来る箱ものの中で火を起こしていたけれど、今日はこれまた誰かが残しておいてくれた焼き場で。
 そこらの丸太やら小枝を拾って来て着火。
 ベンチまで作ってあってその横には薪まで。
 写真には写っていないけれど、手前にはかなり太い丸太を途中まで切った跡も。
 どうやら少し前にここを使った人はチェーンソー持参していたらしい。
 ベンチが足りなければ丸太を切れば良いのさっていうのはここらの人の定番です。
 この焼き場、鍋を掛けられる様にちゃんとY字になった枝をたててあって、薬缶や鍋持ってくれば良かったと思ったわ。
 次回はぜひ。



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 これ落ちてた誰かの置き土産ですが、空き缶で即席薬缶作ってあったもの。
 なんかこれでお茶入れたら気分で凄く美味しく感じそう。笑



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 さて、肝心のお昼はといえば私が持って行った物なので微妙に華が無いまだまだ外ご飯精進が必要な様相ですが一応満腹にはなった。

知人からプレゼントされた収穫トマト
おばちゃん出店のラディッシュ
南瓜グリル
鯖キルギススパイスミックス焼
ソーセージ2種類
茸のマリネのサラダ
塩漬け鰊
茹で卵
茹で馬鈴薯
マッラスリンプ
馬鈴薯入り白パン
蜂蜜入り紅茶
ネクタリンのケーキ

 Сало(サーラ/豚脂身塩漬け)やチーズも入れた方が良かったか?
 黒パンを焼き上げて持って行きたかったけれど、ちょっと自家製乾燥種が弱っていたのか室温がかなり涼しいからか発酵間に合わず在庫の市販品で。
 まあ外ご飯は外っていうだけで2,3割り増で美味しく感じるからこれでかなり満腹な至福の時間でした。



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 満腹になり火も決してそろそろ帰ろうと言う時に名残の一枚を。
 ちょっと雲が多くなって来て雨雲っぽい色合いの雲も。
 入道雲、夏の名残りって言う感じですね。



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 きのこ村を走っている線路を超えた向うがルィジクの森。
 線路を超えいざ村へ向け出発。



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 走っているうちにどんどん空は曇り始め、村と似た名前のついた川を渡る頃には大粒の雨。
 こちらは村のボミス手羽近くの開けた場所からの眺め。
 この辺りは雨が降っていてちょっとけぶったようになっていました。



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 本日の収穫。
 なんとまだ茸には暑いんですって。あと一雨、一霜あって蚊がいなくなると季節到来だとか。
 一昨年は9月に茸摘み行ったけれど、今年ももしや行けるのかしら?
 でも確か9月には集中暖房入ると言っていた様な…それってかなり冷えると言う事だけどどうだろうか。

本日の収穫茸
Моховик жёлто-бурый, болотный(マホビク ジョールタブールィ/アワタケ)
Сыроежка(スィラヨーシュカ/ベニタケ)
Рыжик(ルィジク/アカハツタケ)
Подосиновик красный(ポドシーノビク クラースヌィ/アカエノキンチャヤマイグチ)
Маслёнок(マスリョーノク アビクノヴェンヌィ/ヌメリイグチ)
Волнушка розовая(ワルヌーシュカ ローザヴァヤ/カラハツタケ)
Груздь настоящий(グルースチ/チチタケ属のキノコ)


 7種類。
 量は少ないけれど、以外に種類は摘んでいたんだなー。
 ルィジク/ワルヌーシュカ/グルースチは水を換えながら3日漬けてあと塩漬けにします。

 帰宅後食材を少し買いに買物へ行って夕食はお昼の残りで簡単に。
 買物へも行ったからか本日2万歩越え。 
 普段歩いても5千歩程度の私には驚きの歩数ですね。(大体東京滞在中はほぼ毎日こんな感じだけど)
 明日は腰痛くなりそう。笑

 

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by etigoya13-2 | 2014-08-24 23:03 | 日々のこと
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小さな発見小さな喜び日々の生活を丁寧に 2007年1月末より連れ合いの駐在に帯同して初海外生活。2015年5月帰任しました。
by 越後屋
書いているのはこんな人
名:越後屋
生年月日:1972年3月19日
家族:日本人の連れ合い
趣味:惰眠をむさぼる、料理を作る、食べる、何か手を動かしている
他:座右の銘は「食は魂!」
  今は毎日白樺細工製作中

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