作品展審査員の日
本日の天気 3→2度(終日+)玄関無い温度+12 曇り時々雨時々雪

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 今日は村で子供達のクラブ活動を行っている施設の絵画工作手芸関連の審査をする日でした。
 場所は村ですが、子供達の作品は村だけではなく近隣の街や村からの作品も集っていて、年齢も日本の小学校低学年から高校生まで幅広く揃います。
 最近の春恒例の行事。
 入るとざっと今年の部門分けを説明され、その部門毎に3人の審査員がそれぞれ1〜3位までを決めていき、更に3人の選んだなかから1〜3位を決めて行くというのを繰り返します。
 こちらの作品は1位と取ったわけではないのだけれど、3人とも大いに惹かれたプラスティックスプーンを使ったベニマツの松かさ。
 私はこの題材を選ぶのがさすがシベリアの子供だなと思い、プラスティックスプーンを上手く使うなと関心し、他の2人もこのスプーンを使ってというところには発想がいいと好評かの作品でした。
 毎年こんな感じで目新しいけれど身の回りに溢れている素材の作品が出て来るのが面白いです。



日々作ってみた食事レシピブログ「これ旨いのか?
ロシア料理のみのレシピブログ「ロシア料理は豊かな味
白樺細工の事「ロシアから白樺細工

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 他の作品はつづきへ。





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 毎年力作ぞろいの生地部門。
 強力粉に水と塩を加えて捏ねた生地を粘度の様に細工して半立体の額装に仕立てる部門。
 今年も力作ぞろい。
 こんなロシアの絵本から出て来た様な鳥の作品も有り楽しめます。
 白樺の切り株に乗っているところがさすが。



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 生地部門は如何しても作品が重くなりやすいので大きさは比較的小さいものが多いです。
 それでもどれもが半立体訴えかける力は強い。



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 こちらの猫、正面から見るとそれほど立体感が強く感じませんが、



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 下から見るとちょっとお腹が出気味ですが、スカートや袖のフリル、ボタンもちゃんと立体になっています。
 勿論顔だって立体的。



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 ブーケ尾この通り、バラが立体的に溢れんばかり。



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 村の人が大好きな苺とキノコも有ります。
 このキノコおじさん表情素敵だった。



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 つづいては毛糸や糸、穀類を使った貼り絵部門。
 こちらは2位になった作品ですが、私がかなり気に入っているもの。
 額の中に大きく入っていることや配色も素敵ですが、表現する場所によって毛糸の素材感を変え、張り方を変える事で表現しているところが「9歳ってもうこんな事出来るのね」と自分はどうだったかとつい振り返ってしまう作品でした。



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 細かく切った毛糸の断面を見せる様にはってあるところはもこもことしていて、長いまま方達に合わせて丁寧に貼り合わせているところとその質感の差が作品をより立体的に感じさせます。
 毛糸を長く切って貼りたい形に合わせている場所も使う毛糸の太さが少しずつ違う等丁寧に作っているなと関心してしまう。



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  翼の先もまた毛質が少し変わっていて思わず触りたくなる作品でした。



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 貼り絵部門の一部はこんな感じ。
 他の部屋にも飾られています。
 上段は紐の貼り絵と穀類や木の実を使った貼り絵。
 下段が毛糸を使った貼り絵になります。



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 貼り絵部門1位はこちらの教会貼り絵。
 穀類を彩色したりそのままの色を使ったり、粒の細かさ等も上手に活かされていました。
 画題もそれぞれの審査員の好みが現れるのですが、こちらは芸術家さん一押しでした。



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 これは選から漏れてはいますが、穀類等粒状のものを使った貼り絵は毎年力作ぞろいなんです。
 其れだけ身近に穀類や樹の実の粒が有るからこそですよね。
 確かにКаша (カーシャ/粥:穀類をぽろぽろに炊いたもの)の種類が多いからこそ素材に選ばれるのかも。



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 今年は紙の貼り絵部門も充実。
 こちらはママへの感謝を表したブーケ。
 立体的な花と紙の素材感を上手に活かした容器、画面の中のバランスと配色の美しさで1位ととなりました。



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 2位はこちら。
 ここ数年この紙テープを巻いて形作ったものを使う貼り絵は徐々に増えていましたが、蓄積されて来たのか構成や密度、色使い等格段に華やかで絵画らしくなって来て見ていて楽しいです。



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 貼り絵部門、毛糸貼り絵ではないのかと最初思っていたら、これは原毛?フェルトにする前の彩色した毛で作られた貼り絵でした。
 この猫の瞳が今にも動き出しそうで迫力あった。



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 藁の貼り絵と紙を巻いた筒で作る工作の部門。
 上の額装が藁の貼り絵で下の雲が紙をまいた筒を巻いたり追ったりして作ったもの。
 



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 かなりぼけてしまって良さが半減以下になってしまっていますが、刺繍部門の1位はこちら。
 例年クロスステッチが群を抜いて多い中、繊細な線とみっちりと刺し込まれかつ少しずつ糸の表情を変えてあるこちらの作品は余白の使い方というか図案の配置も他とは違い選ばれました。
 私はこの手の面を埋める刺繍が苦手なので尊敬してします。



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 シベリアらしい風景を刺したこちらの刺繍が2位。
 こちらもクロスステッチではない刺繍でこの作品展では珍しい方。



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 クロスステッチからの入賞はこちらの花。
 刺繍は額装されたものがほとんどなので絵画的要素も選ばれる基準になっていました。



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 紙ナプキンからコピー用紙、雑誌等の紙物を使った工作部門も見応え有りました。
 こちらは惜しくも選からは漏れましたが清楚な感じが素敵だった紙ナプキンのブーケ。
 小学校の頃こんな感じの紙工作した様なしなかった様なと懐かしみながら眺めていました。



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 紙ナプキンブーケと紙の緩衝材ブーケ。
 色や質感で随分と違って見えます。



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 貼り絵や切り絵はこちらにも。
 どれも「え、この年齢でもうこんな作品が作れるの」という力作ぞろいで迷います。



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 こちらの部門は既製品を装飾する部門。
 どちらも選からは漏れたのですが、奥はマカロニを貼付け彩色、手前は紙ナプキンを切り取り貼ったもの。
 マカロニを使うのは毎年有るけれど、今年はより立体的で他の場所にはポットとカップアンドソーサーの「お茶をいかが」なんていう作品も有りました。
 カップに貼られたナプキンの図柄はロシアではとても良く見かける図柄でちょっと欲しいかもと思ったもの。
 これ使えるのかしら実際に?



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 いくつかの立体工作をまとめている部門では松かさとチューリップがスプーンを使っているという事で評価をウケつつも、紙のつまみ細工で作られた帽子やロシアらしいトロイカの作品も選ばれています。



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 こちら1位のトロイカ(3頭たての馬車)。これも紙をノリで固めて作られた紙細工なんです。
 牛乳パックで紙粘土とかあんな感じかしら。

 奥に見えている赤と黄色の半球体のものが帽子。
 これも年齢に対して作業や形が素晴らしいと評価を受けました、



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 今日審査の後別の場所でも見かけたけれど、今年はこういう風に空中へ浮かせたカップからものが流れ出す様な作品はやっているのでしょうか?
 動きがあって素敵でした。
 ただ他の作品の中で見ると色は多色ながらかなり地味だった。



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 今年新しい作品の一つはこちらのコーヒーを使って描かれた絵。
 どれも独特の濃淡が会ってアイデアですね。
 これはもう絵画的要素で選ばれるので主に画家の芸術家さんが最終順位をつけました。




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 この作品が何部門だったのか最後まで聞き取れなかったのだけれど部門1位に輝いたのはワンピース/ネックレス/バックのセットを雑誌等の紙を帯状に切って編んだ作品。
 これ白樺細工と同じ技法なのですが、これだけの対策を中学年の子が作れるのかと我が身を振り返り反省してしまった。
 私これを白樺細工で作ってみたらと言われたら挫折すると思う。



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 木工部門とぬいぐるみ部門が一緒に飾られているこちら。
 最初はこの椅子は会場備品だと審査員は思ってしまいました。
 上に乗っている猫の編み物で作ったクッションは審査員が3人とも思わず顔がほころぶ人気。
 3位に入りました。



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 編みぐるみとクッション部門は完成度高いものが多くて迷います。



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 復活祭の後なのでこの鶏に惹かれる。
 年齢が比較的低い子の作品でこちらも選ばれました。



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 手芸裁縫部門からは正面の壁右側の青系のワンピースが1位に。
 共布でコサージュも作られていて満場一致。

 外題の上に並んでいるものは編みぐるみクッション部門の作品。
 中には裁縫部門にも出している女の子がお揃いで作ったものも有りました。



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 裁縫部門はこちらにも。
 この会場入り口にかけてあるものはより裁縫技術の取得を目的にしているものが多く、袖付けや襟付け、タックの取り方等技術的な事を丁寧に作っている様服が多かったです。
 襟付でボタン、袖のカフスが有る洋服と左手とルソーが着ているドレスが入選。
 村の人達比較的手軽に自分達の日常着縫うけれど、こうやって小さいときから慣れ親しむのねと関心しながら選んでいました。



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 今年一番力を入れている部門がこちら。
 戦勝記念日部門。
 70周年ということでテレビを見ていてもかなり力を入れて宣伝しているけれど、子供達の工作にまでしっかり浸透しています。(こういうところ凄いですね。)
 戦勝記念日部門1位はこちらの作品。
 紙で作った鉢植えの縁に戦士が座っているもの。
 オレンジと黒のゲオルギーリボンもしっかり付いています。
 ところでこのリボン、連合いが以前駐在していた時には見た事がなかったものだそうで、我が家が駐在してしばらくしたらこつ然と現れた様に感じます。
 今や通年これをつけている車も有るのですっかり見慣れてしまったけれど。
 このリボンが増えて来ると「ああ、戦勝記念日が近いのだな」と実感します。



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 審査会場の有る建物に入るとすぐ目に入るのが正にこの戦勝記念日コーナー。
 写真が切れてしまっていますが、下のヘルメットと花束とネガフィルム風イラストも選ばれました。



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 こちらも戦勝記念日部門。
 兵隊や洗車、飛行機、船等が並びます。
 こういうのは甲乙つけがたくて難しい。



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 年々力作が増える切り絵部門。
 日本にいた時切り絵の作品を作っていたので問えても刺激されます。
 この写真に移っている切り絵は比較的手数の多い作品が多いのですが、別の場所に貼ってあったもので選ばれたものはカットする量は少ないのだけれど、絵画としてみた時にその雰囲気と表現力が素晴らしかった。
 


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 作品展の場所だけでなく、このクラブ活動を行う建物無いには至る所に作品が。
 こちらはクラブ活動関連の責任者の執務室。
 綺麗な鳥の紙細工に思わずパチリ。



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 レースのカーテーンと窓の間には可愛らしいペットボトルЁжик(ヨージク/ハリネズミ)も。
 枯れ葉まで付いていてこれかなり好き。
 キノコとヨージク、ロシア人って本当に好きですね。



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 この後は審査後のお茶の時間。
 今年は初めて焼いたチュレキを持って行きました。
 絶対にロシア人にも受けると思って持って行ったけれど、喜んでもらえて良かった。



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 私はこちらのブーラチカという小さめに成形したパンを薄切りにして焼いたスハリが好き。
 美味しかったんです素朴で粉の味とピーナッツの味が心地よく。

 次の用事もあるのであまり長いせず移動しました。
 今年も子供達の元気な作品に癒された1日です。



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 今度は文化会館へ。
 家を整理して出て来た布関係を渡しに。
 興味深い展示部物が一杯。
 この人形はロシアらしくて好きなものの一つ。



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 復活祭関連の展覧会が昨日会ったという事で出品作品の再展示がされていました。
 ここにも宙に浮くカップから溢れ出るイースターエッグ。
 やっぱり何処かで逸っているのかしら。



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 鶏とヒヨコのこちらの作品は木柵や作にかけてある織物もちゃんと昔ながらのものが再現されていてこれも良かった。



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 マカロニで作られたイースターエッグが取扱い注意な繊細作品。
 この後の写真撮影で一番上の十字架が破損しているし。
 動かすのもどきどきな一品でした。



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 そんな楽しい時間を過ごして外へ出たら曇り時々雨の天気から曇り時々雪に変わっていました。
 春の天気侮れない。

 




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by etigoya13-2 | 2015-04-17 23:08 | 日々のこと
<< 夕食に急に思いついてピローグを焼く 春の嵐で枝が散る >>



小さな発見小さな喜び日々の生活を丁寧に 2007年1月末より連れ合いの駐在に帯同して初海外生活。2015年5月帰任しました。
by 越後屋
書いているのはこんな人
名:越後屋
生年月日:1972年3月19日
家族:日本人の連れ合い
趣味:惰眠をむさぼる、料理を作る、食べる、何か手を動かしている
他:座右の銘は「食は魂!」
  今は毎日白樺細工製作中

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