本日の天気 40→38→25→27→31→39度(終日氷点下) 晴れ 何度説明されてもどういう展覧会なのか良くわからなかったのだけれど、今日は村の文化会館手仕事部門のおばちゃんから依頼の「何でも良いから作品を」というのに応える為に作品を納品して来ました。 写真は私の作品では無いのだけれど、このカラフルな鳥同じ布持っているから作りたい!と思ったので写して来ました。笑 尾の形とかロシアの絵本で良く見る配色と形で好き。 この外のカラフルな色合いの布はかなり粗い布目なので。内側にもう少し細かい布目の物を入れた方が良さそう。 一段落したらざくざくっとこの鳥作りたいな。 週末展示された作品をその週末なのか週明けに地区の文化芸術担当者が評価し、選ばれた出品作品は隣町で展示。 さらにそこで評価されるとより大きな街でと評価される毎に大きな都市へ移っていき、最終的にはイルクーツクでの展示となるらしい。 そんなわけで、文化会館のおばちゃんの評価もどれぐらい作品が集るか、色々な種類の作品が集るか等にかかって来るんですね。 おばちゃんはこういう手仕事関係の教室を開催するのが仕事なので。 ロシア料理のみのレシピブログ「ロシア料理は豊かな味」 白樺細工の事「ロシアから白樺細工」 ↓ポップな鳥可愛いわねと思ったら一押しよろしくね〜。 つづきも良かったら。 お昼過ぎ、昨日夜に途中で止まった洗濯機を再度動かして動くと確認出来てから外出。 いやー外に出ると眩しい。 雪が有る上に春の陽射しになって来た太陽、晴れる日は本当にじりじりと焼かれる気分ですね。 暖かくは無いんだけど。笑 私は本当に新しく作った物が無いので以前に作った物をそのまま転用で。 こちらはホフロマ塗り図案をこぎん刺しで埋めキルティングした作品で駐在してから日本で通っていた絵画教室の展覧会へ出す為に作ったもの。 この黒地にこぎん刺しが大変だったのを思い出しました。 白樺細工とこぎん刺しを合わせた帯留め。 帯留めと言っても日本で三分紐等に使う様な小さな物ではなく、こちらの人に受ける様に通常の太い帯締めに付けられる様特大サイズ。 針山大とほぼ同じ大きさの楕円形。 光琳松の中をこぎん刺しの亀甲模様で埋め、周囲を縁取ってあります。 これはこちらで着物を着る時には受けるんですよ。 やっぱり大きい物が好きなお国柄? こちらは数えてみれば既に制作して10年以上が軽く経過している旅行先で写した龍眼の束をこぎん刺しとキルティングで制作したもの。 これは龍眼の実をもっと大きくなる様に描き写さなかったので遠目に見ると何だか良くわからない事になっています。苦笑 一応一つの実毎に模様は変えてある事と、キルティングしている事で近くで見ると何となくそれらしく浮かび上がるのだけれど、これも基の絵が判っているからで初めて見る人には判り辛いのが難点ですね。 旅行先のバルコニー欄干はこぎん刺しを施さない無地の部分と十分な対比があるので綺麗に浮き上がっています。 こちらの作品、それでも気にいって下さった方がいて当時ご注文を頂きもう1枚同じ作品を制作したのを思い出しました。 良く同じ物を短時間にさせたなとその頃の目のがんばりが驚異的。今なら一体どれだけ時間が掛かる事か…。 いやその前にたぶん、この布地では絶対作らないと思う。苦笑 納品が終ったら既に納品されている他の作品を鑑賞して来ました〜。 こちらは紙をクルクルと巻いてコイル状にした物を色々な形で組み合わせている作品。 この手法も本当に組み合わせ次第で色々な作品を作れる物ですよね。 平面から立体まで素敵でした。 芸術家さんは展覧会へ出した物をそのまま出品中。 大きなテーブルマットは丸めて筒状にしてしまう事も出来る程しなやかなんですよ。 こちらは長屋形式の芸術家さん宅のお隣さん作品。 芸術家さん宅でよく話しかけてくれる朗らかな女性なんです。 刺しているのはロシアの伝統的な織り模様を刺繍で再現した物だとか。 制作している時から見せて頂いていたので完成品を見る「おお、完成した」と自分の事の様に喜んじゃいました。 こぎん刺しに通づる物が有りますよねこの模様。 村から見れば遥か西の地域の物ですが、色使いがロシアらしくて素敵だったな〜。 チェーンステッチで表現されています。 こちらはリボン刺繍というのかな?リボンを折ったり布地に差し止めたりしてバラと要請が半立体に浮かび上がっています。 こちらはユキヤナギとことりと雪解けで春の景色。 小麦粉と塩と水で作る生地を使った半立体と平面を組み合わせる技法。 粘土がお店で売っていない(学校で注文された時等余分が少し入荷する程度)村ではこの小麦粉粘土はとても一般的。 塩がたっぷり入るので虫は付きません。でも毎回見る度に乾燥でヒビが入らないのか?と疑問に思うんですけどね。 生地の水分量とか気をつけているのかな? こちらもリボン刺繍や刺繍糸での刺繍。 黒地クッションなんてもうここに寄りかかれない程可憐でした。 裂き織や裂き編も村では良く見られます。 裂き織のマット1枚欲しいなー。 芸術家さん宅では裂き編のマット、Баня(バーニャ/サウナ)のソファーの上や玄関で靴の雪を落とすため等に使われています。 村では洋服の生地を裂くのでじゃぶじゃぶ洗えるところが良いですね。 日常使い出来る裂き織や裂き編、私が頂いた形見の裂き編ロングセーターは着物生地を裂いた物なのでさすがにこうはいきません。 キルトも有りました。 新しい布を買って切って作っている様です。 これだけの数の布を縫うのかと思うと気が遠くなりそう。 よくこぎん刺しも細かいと言われるけれど、細かくても1本の糸で左右に刺し進むだけの物と幾つものパーツをそれぞれ縫って始末するキルトでは大変の種類が全然違います。 私にはこぎん刺しの細かさは大丈夫だけど、キルトのはなかなか手が出せない分野。 この他ビーズ細工やレース編み、絵画等も有りました。 展示しているところを見たい気もするのだけれど、何か話さないといけない可能性も大きく連合い出張している明日以降きちんと説明出来ない状態は避けたいので全て展示し終えたところを見に行けなくて残念。 芸術家さん宅へ付くと玄関入る前に成長中の胡瓜がこちらを向いています。 太陽に向かって成長しているからなのだけれど、やっぱり南向きに窓が開けている芸術家さん宅をもってしてもこの時期に種を蒔くのは早すぎたんだって。 自分で言っていた。苦笑 ひょろひょろの苗しか育たないのでやっぱり苗作りは未だ早いみたい。 度が変わってしまい、O2レンズを使わなくなってから行き帰りだけコンタクトが出来ず(1日使い捨てタイプとはいえ、ほんの10分程度しか使わず捨てるには使い捨ては割高すぎるからね)どんなに寒くても眼鏡で外出のこの冬。 毎日毎日室内に入るとまずとにかく眼鏡の霜落とし。 今日ぐらいの気温でもガッツリ凍っちゃうのですよ。直に拭くとカリカリ音がするんだよね。 レンズの為には余り良くないのだけど、しばしおいても冷えきっているからなかなか溶けないので手で挟みながら強制的に霜落とし。 やっぱりO2レンズ新調しようかな度弱いので良いから。 納品を終え、芸術家さん宅へ。 昨日は洗濯機に振り回されて作業へいけなかったので集中して。 しかし今日も昨日同様白樺に力負けした感じ。涙 疲れ果てた時に芸術家さんがお茶に誘ってくれました。苦笑 こちらはオレンジの皮と南瓜入りМалай(マライ/コーンミールプディング)。 モルドヴァ共和国の素朴なおやつとも軽食とも言える腹持ちバッチリな甘い物。 やっぱりママのは美味しいね〜。 ↓作り方はこちらをどうぞ。 夕食は残り物を温めるだけなので、変わりにデザートを今日は作りました。 そういえばバレンタインなんていうものが今日であったと思い出したのは既に21時を過ぎた頃。 そんなわけでБлины(ブリヌイ/ロシア風クレープ)にココアを入れ、以前作った栗たっぷりШекербура(シュケルブーラ)の残りナッツ餡も入れ今日のブリヌイは甘味バッチリだろう!と焼きましたよ。 私には…甘かった。 連合いにはといえばこれは甘さが足りないっていう事は無かったみたい。温かいところにバニラアイスをそえ、上からコニャックちょっぴり。 コニャックとバニラとチョコ味合うわ♪ いつもの生地より卵倍量で全然生地の感触が違うのが面白かったな。卵の配合量変えてもう少し試作してみよう。 2月最終週からМасленица(マースレニッツァ/大斎前週:古代スラブ人の冬を追い出し春を向える祭 通称バター祭)ですね。 ブリヌイを焼いて食べまくる時期でもあるので丁度良いかも。我が家はあいにく一時帰国中なので、日本でブリヌイ焼こう〜。 下記のレシピは私の好きなイースト発酵タイプです。 ↓いつものブリヌイレシピはこちらをどうぞ。 Блиныブリヌイ/ロシア風クレープ
by etigoya13-2
| 2014-02-14 23:43
| 手仕事
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