本日の天気 13度(終日氷点下)雪後曇り サーリセルカといえばこのドーナツです。 もうそれ位しっかりすり込まれたスキー場天辺に有るレストランのドーナツ。 フィンランドらしく粗挽きのカルダモンがしっかり入って大きいのが特徴です。 そしてパン生地タイプのドーナツなので大きくても食感は意外に軽い。 最初は1人1個食べられるかな?と思ったものだけれどあっさり食べ切っちゃいます。 とはいえ、今日のは少し重い食感だったかな。 他のときはもっと軽い食感の事が多かったのだけれど。 丁度我が家がこちらのレストランにいた時は8割り位このドーナツ食べていました。 やっぱり人気。 ロシア料理のみのレシピブログ「ロシア料理は豊かな味」 白樺細工の事「ロシアから白樺細工」 ↓冬は冬で素敵なところね〜と思ったら一押しよろしくね。 つづきも良かったら。 ホテルの朝食は簡素。 トースト/お粥(オートミール)/ピクルス/ハム/チーズ/ジャム/ジュース/コーヒー/紅茶/ミルク/水/バター/マーガリン。 これで全部。 今日はオートミールを珍しく甘い味で食べてみました。が、やっぱり塩味の方が好きだわ。 昨日チェックインの時にレセプション棟と同じ建物の端に有るアクティビティを手配する会社の割引チケットをもらい、その中にトナカイサファリがあったので参加する事に。 向かって右の方が迎えに来てくれました。 英語を話すサーミの方です。 ホテルから10分程の森の中にあるトナカイサファリ。今まで日本の旅行会社や現地別のアクティビティ手配会社で行ったところとは違いのんびり森とトナカイソリを楽しみましたよ〜。 後ろのおじさん凄い恰好がサマになってていいわ。 この時はまだ雪が舞っていましたが、この何とも言えない薄ピンク色の混じったグレーは寒いとこならではの色合いで好き。 針葉樹と白樺が混じっていますが針葉樹の様相が村近隣と違うので雰囲気が全然違って見えるんですよ。 たぶん針葉樹はとどとアカマツだと思うのだけれど、特にアカマツの形状は曲がりくねっていて村の真っ直ぐ延びる姿と全然違います。 そして村ではこんな風に雪が樹々に重たげに着く事が少ないのでそおいう処も見た目が違って見えるのかも。 のんびり先頭のソリが走るスピードに合わせ後続のトナカイものんびり。 ときどき雪を食んだり脇見をしたり。 以前参加したトナカイサファリのときはやけに競争心の強いトナカイ集団で前を走るトナカイを抜かんと前のソリ真横まで出て来るトナカイもいたりしたけれど、今回はのんびりやばかりだったよう。 このころ空の色は一段と不思議な色合いで綺麗。 連合いが痛々しいと言い続けていましたが、ただいま皮向け中のトナカイの角。 確かにちょっと血の様に見える色合いが見えるから良く見ると痛々しいんですが自然の事だそうです。 ソリが終るともとの場所へ戻って引いてくれたトナカイに餌やり。 これがまた村で良く見かける地衣類で本当にこういうところ似ています。 育つのがとても遅いコケだそうですが、村近隣ではふんわりたっぷり生えているんです。 トナカイがいないからそのコケだらけ何て言う景色が見られるのかな。 餌付けも終ると薪の焚かれている(他に暖房も入っている)小屋の中でコーヒーか紅茶とケーキを頂き少し話を聞いたりする時間を取ってもらえます。 ここで英語やフィンランド語が堪能なら話も弾むし時間も融通が利きそうですが、我が家私は微妙に間が空いて話弾まない。汗 そんな中興味深いものにとにかくかぶりついて向うから何となく説明してもらう形に。 この靴はトナカイからそれぞれが作っているそうですが、中に感想させた草を敷き断熱材にしてこの織紐で足に巻き付けて止めるもの。 もちろんトナカイ皮の靴が暖かそうだと言う事にも興味は有りますが、より興味があるのがこの織紐。 こぎん刺しやロシアの伝統的衣装模様と同じなんですよ。 模様って食文化同様凄く離れているところで共通のものがあったりして面白いですね。 今日の午前中のサファリは我が家だけだったので2人でのんびりお茶をしてなんとケーキもコーヒーもお変わりしてしまった。 ケーキは卵の味が濃いバターケーキでしたが甘さ程良くコーヒーに良く有っていたのでつい。 テーブルに有ったこのナプキンフォルダーも素敵。 ナプキンが挟まっていると雷鳥になるデザイン。売っていたら買っちゃうかも。 給湯暖房で暖かい中にさらに暖炉で暖かく。 奥に見えている角はトナカイの年齢や聖別の説明用。 他にもソリと繋げる時に使う道具も古いものから新しいものまでかけられていて興味深いものは多かったんですが、言葉がね。 まあ時間も終わりに近付いていたのでこの辺で帰る事に。 帰りはソリを先導してくれたおじさんが送ってくれました。 ホテルへ戻ったら休む間もなく今度はスキー場の天辺を目指して散歩へ。 なにせそこが今日の昼食を食べる予定の場所なので雪が降っていようが目指します。 スキーバスは有るのだけれど、徒歩ルートもあるのでそこを。 しかしこの日はというか今のサーリセルカ、丁度雪質が柔らかく歩くには歩きにくかった。 一応除雪車が通ってならした道に出てからはかなり楽に登れたのだけれど。 登ってみると雪が吹き付けレストラン埋もれた様に雪まみれの壁。 店内の様子。 ここでも薪の暖炉が焚かれています。 火が動くのを眺めるとつい引き込まれちゃいます。 サーモンスープ/トナカイスープ/トナカイ乗せピューレリンゴンベリー添え。 これがお昼。 むふふトナカイどれも美味しいしこちらのサーモンスープは本当に具もシンプルで優しい味で美味しいんです。 トナカイスープこちらの店でも食べても食べてもトナカイ肉減らない位入っていました。 ピューレに乗ったトナカイは日本語訳ソテーなんですが、今回頂いたのはどれもかなりスープもある見た目は煮込み肉。 対ロシア語訳のТушить(トゥシチ/素材の水分だけで蒸し煮にすること)の方が料理の印象と近いかなと頼む度に思いました。 何故そう思うかと言えば今回この料理を頂いたお店全てに日本語とロシア語のメニューが置いてあったから。 でもこの訳の違和感はたまたま食べたお店のものがどれも炒めたと言うより煮込んだ様な見た目とスープの量だったからで、本当に調理方法は「炒める」なのかもしれないのであっているとか間違っていると言うつもりは無いのだけれど、何となくね食べる度に「煮込みじゃないんだ」って思ってしまったので。 窓からの景色もかなり雪の額縁が出来てしまっていて小さいし余計寒く見えるわ。 のんびり少し遅目の昼食を食べていたら日が傾き始めました。 さすがに村より緯度が高いだけに日照時間短いねーなんて話ながらデザートへ。 食後はコーヒーとトップのドーナツに加えこちらのベリーチーズケーキも。 土台がビスケットを砕いたものなのが凄く有り難い。スポンジケーキ苦手なので。 チーズの色程ベリーの味は濃厚ではないけれど、上のゼリーと合わせて頂くとベリーの味が口に広がり美味しかったです。 村ではこういうチーズケーキ食べた事無いので嬉しい。 お昼の大きい写真はこちらをどうぞ。 HUIPPU(フィップ) http://www.kaunispaanhuippu.fi お土産屋ものぞいてからいざ出発と言う時には夕日が稜線に沈まんとしている頃。 風が強いので日が陰ると体感がぐっと下がります。 それにしても雪はやんだし風も強いのだからもっとスッキリ晴れてくれれば良いのに。 そうしたらもっと綺麗な夕焼けが拝めたのに。 吹きさらしで雪がたっぷりついた重たげな樹。 こういう景色がスキーコースの麓でも見られ、雪質の違いを実感します。 村では超がつくほど暖冬のこの冬ですらこういった樹々はほとんど見かけません。同じ様に寒いと思うのだけど不思議。 どんどん降りて今度はソリ用の斜面を下に置いてある自由に使っていいソリを持って登ります。 今日は丁度家族連れが1組同じ時間帯にソリを楽しんでいました。 結構難しくて真っ直ぐ降りて行かないものですね。 確かにこれロシア人が大挙して滑っていたの判るかも。彼ら絶対好きだわこういう遊び。 遅めのお昼でレストランへ行く程お腹がすかない事も有り、丁度利用できる時間帯のサウナを楽しむ事に。 建物は同じですが男女別になっています。 女性用サウナ入ったところ。 だ〜れも入っていないので独り占め。シャワー室入り口にある箱から座る時に下に敷く使い捨ての敷物を持って入ります。 扉を開けるとお湯も出るシャワーは3台、水シャワーが1台。 石鹸やシャンプーは無いので持ち込みで。 サウナは最大8人位が入れる大きさ。 ここを独り占めは良いのだけれど、誰も入っていない状態だったので温度低い。 水をかけては温度を上げたっぷり堪能しました。 他に宿泊者いるのに誰もサウナ使わないのかしら?気持が良いんだけどなー。 サウナをでて部屋へ戻ろうとしたらあまりに明るい月明かりに思わず一枚写真撮っちゃいました。 そして今日も月は輝けど星見えず。涙 あわよくば地上でもオーロラ見えると良いなと思っているのだけれど今回は難しそう。 どうも連合いとフィンランドに来る時は縁が無いわ地上からオーロラ。 今回宿泊した棟はサウナ向いですぐなのが有り難かった。 結局夕食食べないと言っていたのに急にフライドポテトが食べたくなってまたグリッリで買ってしまった。 ジャンクって時々ハマる。
by etigoya13-2
| 2015-02-02 23:42
| 旅
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