（日本到着後ネット環境整っていなかったためゆっくり更新中です。）
雨に濡れたクチナシ。
丁度我が家の住んでいる部屋真下に有るこのクチナシの香りがふわりと風に乗って届きます。
古いマンションで2方向にしか窓が空いていないのだけれど、とにかく良く風が通る。
今のところ無風だった日が無い位。
肌寒い位に風が通ります。
昼間は自分も他の事に気を取られあまり香を感じる事が無いけれど、朝や夜風にふわりとのって漂う甘やかな香は良いものだなと思います。
村でもЧеремуха（チェリョームハ／エゾノウワズミザクラ）が初夏の頃香る風となって村中を吹き抜けていました。
初夏は香る風の季節でもあるのかもしれないとこのクチナシの香を楽しみながら思っています。
日本へ着いてすぐの頃、まだ筍が出回っていましたがあっという間に見かけなくなり、次に出て来たのがこちらの淡竹。
それも「そろそろ終りになるよ」と言われ買って来て料理。
淡竹は茹でるだけで灰汁抜きしなくても良いのが調理しやすくていいですよね。
今日の味つけはソチのマリーナさんから頂いた筍の保存食の味つけで。
筍だけでは寂しいのでキャベツ／玉葱も入れてАджика（アジーカ／グルジア（アブハジア）の唐辛子調味料）と共に炒めています。
これがね美味しいの。
唐辛子／コリアンダー／フェネグリーク／香草（ディルやイタリアンパセリ等お好みの物）／大蒜などの複合的美味しさ。
村のお店で売っている物もほぼ同じ物が入っていますが、香がまろやかで辛みも比較的押さえ気味。
でも今日使ったのはソチから芸術家さん宅へマリーナさんが送ってくれていた本場物のアジーカ。
もっと新鮮で香り高く絶品なのです。
辛いより旨味と香の良さでやみつきになる調味料です。
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