晴れ 室温16→19度 日本へ戻り桶(村では琺瑯の鍋で作っていた)で一から発酵させる生地作りは初めてだった黒パン。 ちゃんと発酵して焼き上がりました。 今回は今までБородинский(ボロディンスキー/ライモルト・スパイス・糖蜜入り黒パン)を焼く時に使っていたライモルトと違う物を使ってみたら香りが全然違って発酵→焼成→冷ましている間の香りのいいこと。 かなり私好み。 今回生地の中にはスパイスを入れず上の飾りだけなので比較的スパイスの香りが苦手な人にも食べやすい仕上りになりました。 この黒パンは完全に冷めないと切りにくいので今日一晩厚手の麻タオルに包まれて休んでもらいます。 明日の実食が楽しみ〜。 日々作ってみた食事レシピブログ「これ旨いのか?」 ロシア料理のみのレシピブログ「ロシア料理は豊かな味」 白樺細工の事「ロシアから白樺細工」 ↓パンが矢気軽ときって楽しいわよねと思われましたら一押しポチリとお願いします。 つづきも良かったら。 にほんブログ村 朝食はベイクドビーンズの残りを何も余計な物が入っていないトマトジュースで溶いてパンに乗せチーズを散らしたグラタンに。 朝空気の入替えで窓を開けると風がよく抜ける分寒い位なのだけれど、こうやって熱々の物を食べるのに丁度良い。 グラタンのお供も熱々。 アボガドの種が有った部分にたまごを入れてたまごの下に味噌。 もう片方は西洋わさびを醤油麹と合わせたものを乗せて焼いてあります。 たまごを入れて焼くという技をこちらでみかけぜひとも食べたかったのだ。 久しぶりに大きめのアボガドを買って。 家の近所で安く買う事が出来るアボガドだと小さいので黄身しかいれないとしても溢れそうなので少しお高い方を。笑 アボガドと味噌とたまごもおいしかったのだけれど、西洋わさびと醤油麹が予想以上に美味しかった。 この冬時々朝食に食べようと思った一品。 朝食後まず始めたのはこちら。 昨日仕込んだパン生地桶を覗き込み、嗅いでちょっとヘラで起こしてみて発酵しているようだったので他の材料と混ぜて焼き上げ前の生地にすべく捏ねる事に。 黒パンを習った時、ホストファーザーの桶はもう何回も何年も作り続けている故の力強いライ麦パン種の香りがしていて感動したのを覚えています。 パン生地も初めての私が見ても発酵しているのが良くわかる程もりもりと発酵する。 我が家の物はまだまだその域には達していないけれど、完全に乾くとほぼ檜の香りになるのがライ麦が発酵した事で良い香りの発酵臭が満ちていて頬が緩みます。 全ての材料を発酵生地と混ぜ合わせ型に入れ発酵。 今日は窓を開け放している関係で発酵させるにはかなり室温が低いのでオーブンの低温で発酵させてみる事に。 買った時20度代の温度も設定できるとは気付いていなかったので発酵に適した温度帯がいくつか有るのを見てがぜん黒パンを焼くための障害が減ったのだ。 ライ麦パン、温度が高すぎても発酵しないけれど、イーストを使わない上にまだ成長途中のパン桶で作るには発酵力が微妙なので室温だけだと発酵に時間掛かりすぎるのでね。 膨らむかな? 作業をしていて気付けば辺りは薄暗くなり始め、急いで洗濯物を取り込みに屋上へ上がったら丁度正面に見える樹が影絵の様に夕焼けに浮かび上がっていた。 大きい樹が目に入るとホッとします。 更に暗くなるまで作業を進め、全ての材料を時おり発酵作業中のオーブンを除く。 おおよそ1時間ちょっとでちゃんと発酵した〜〜〜。 型から少し山に膨らんだ天辺が出る位。 2回目の生地としては上出来。 最初は何ものせずに焼いてしまおうかと思ったのだけれど、やっぱりボロディンスキーと言うからにはクミンかコリアンダーは散らしたいと水でスケッパーを濡らしながら表面をならし、スパイスパラリ。 この時点でかなり良い香りだったのだけれど、オーブンへ入れてからは用も無いのにオーブンの周りをウロウロする程良い香りだった。 無事パンも焼き上がり、今日は夕食も階おいた鯖寿司や蒲鉾なので夕食ギリギリまで作業の時間。 昨日の散歩で買った福井の鯖寿司2種類。 焼きと〆鯖。 〆鯖の棒鮨好きなのだけれど、この2種類だと焼きの方が断然好みだった。 小鉢はヤーコーンと厚揚げの甘辛煮。 これ網走の魚料理屋さんで出て来たヤーコーンのきんぴらがおいしかったのでヤーコーンが手に入ったら作りたかったの。 柔らかいのにシャキシャキとした食感のあるヤーコーン美味しい。 海老芋の小芋を入れたけんちん。今日は味噌仕立て。 けんちん汁の崩した豆腐が特に好き。 これはたっぷり作って明日私のお昼に煮込みうどんにする。フフフ 蒸しブロッコリーのАджика(アジーカ/グルジア(アブハジア)の唐辛子調味料)マヨネーズ添え。 このアジーカは帰任の際、芸術家さんがソチ在住の友人マリーナさんが贈ってくれたと言うソチの美味しいアジーカを瓶詰めにしてくれたもの。 村で売っていた瓶詰めもかなり美味しいと思うのだけれど、マリーナさんが贈ってくれる物はその香り高さが抜群なのです。 ソチの市場とか行ってみたい。
by etigoya13-2
| 2015-11-24 23:13
| 食べ物
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